【最強焼肉】絶対に教えたくないけど絶対に行くべき焼肉店の上ロース塩焼き / 上平間の北京
上ロース塩焼き 1980円
いまやどの街にも存在する焼肉店。チェーン展開する店も増え、いつでもどこでも美味しい焼肉が食べられる良い時代になったが、個人経営の焼肉店にだけある「年季の入った味」というものがある。
・誰にも絶対に教えたくない店
今回ご紹介する焼肉店は、どの焼き肉マニアも「あまり教えたくない」と口にする。TVチャンピオン焼肉王選手権で準優勝に輝いた工藤氏は「誰にも絶対に教えたくない店なのだが、だからこそ人を連れて行きたくなる店」と語る。焼き肉マニアが手放しで絶賛する店「北京」(神奈川県川崎市中原区上平間1700-36)だ。
・予約不可! 店頭に並ぶしかない
この店は独自のルールがあり、それを知らずして入店すると驚くかもしれない。まず、予約は常連じゃないかぎり絶対にできない。なので店頭に並ぶしかない。また、グループで行った際は人数が揃わないとテーブルに座ることはできない(揃ってないのに嘘をついて入店してあとから1人が遅れてやってきたなんてことは問題外)。
・注文は最初の一回のみ
混雑時の注文は最初の一回だけしか受け付けてもらえない。よって、人が店外で並んでいるときなどは、食べきったらサッと帰る必要がある。ちなみに携帯電話の通話は禁止。裏メニューもあるが、常連しか注文できないので注意が必要だ。
・最低2人前は食べたくなる魅力
ここの名物は、何といっても上ロース塩焼(1980円)である。タレの上ロースは1180円なので、一気に800円も価格がアップするのだが、そこから得られる感動には驚かされるものがある。たとえ1人で入店したとしても、上ロース塩焼は2人前を注文したい。見た目がフォトジェニックなだけでなく、最低2人前は食べたくなる魅力がそこにある。
・焼く前から美味しが保証
ロースなのにカルビのごとく霜降り状態のロースは、赤味が綿のようにフワッフワで、カルビにはない感触がある。トングでつまむと、まるで綿菓子をつまんでるかのような感触が伝わってくる。しかしそこから感じる重量感はズッシリとしたもので、焼く前から美味しが保証されているかのような感覚に。
・良い火加減で一気に焼き上げる
ガス式のロースターに乗せれば、一気に煙と炎が昇る。火力は弱いが、ロースの脂がしたたり、良い火加減で一気に焼き上げることが可能なのだ。両面に網目が付いて良い感じに焼けたら、ご飯にのせて、ご飯を包んで食べてみよう。
・そして幸せが訪れる
最初から下味がしっかりとついているため、タレは必要なし。肉の脂身と赤身のエキスがご飯の甘味と融合し、極上の魅惑の味を放出。そしてこう思うのだ。上ロース塩焼2人前だけでご飯10杯はおかわりできると。
—-そして幸せが訪れる。ほかのメニューも極上だが、それはまた別の記事にてご紹介したい。
北京
住所: 神奈川県川崎市中原区上平間1700-36
時間: 17:30~21:30
休日: 木曜日
(記事更新日: 2023/04/04)