漫画家・手塚治虫先生が愛した絶品ラオーバが食べられる台湾料理店『山珍居』
漫画家として世界的に有名な手塚治虫先生。巨匠が世に出した作品は、たくさんの子どもたちに夢を与え、その感動は大人になっても強く心に残っている。
そんな偉大なる漫画家の手塚先生が愛した、絶品なるラオーバがあるという。
あまり日本人になじみのないラオーバという言葉。漢字で書くと「老肉」となり、ますます意味が分からなくなる。その正体は……。
上質な豚の三枚肉をトロトロになるまで煮込んだもの。
手塚先生がよく通ったと言われている台湾料理店『山珍居』のラオーバは、豚の角煮にも似ているが、実際に食べれば角煮という範疇に収まらない、深い味わいがある。
ランチタイムにラオーバ定食を注文すると、大きな皿に美しく寝そべった(?)ラオーバがご飯とスープと一緒に出される。
けっこうなボリュームがあるので味がシンプルだと飽きるかも? と思ったが、決してそんなことはなかった。
いとも簡単に箸で切れるラオーバは、食べると瞬時に崩壊する。
ご飯と一緒に食べようものなら、食べた瞬間にご飯に溶け込み、肉汁たっぷりな濃厚肉ご飯をたべているような気分になる。これはハマる。
手塚先生が好きになったのも理解できる味だ。
このお店の名物は肉粽(肉のちまき)で、持ち帰ることも可能。
美容に素晴らしい効果が期待できる伝説のスイーツ「雪蛤」も食べられるので、そういう面で女性にも愛される店となっている。
・このお店のポイント
手塚治虫先生はラオーバとエンチャンがお好きだった
お店の名物は肉粽(肉のちまき)で持ち帰りも可能
ランチタイムは夜よりお得な定食が豊富
本場台湾の味なので台湾人も多く訪れる
店員のおばちゃんは優しくて明るい
店名: 山珍居
住所: 東京都新宿区西新宿4-4-16
営業: 火~金12:00~14:00 17:00~22:30 土12:00~14:00 17:00~21:30 日17:00~21:30
休日: 月曜日定休日
ラオーバ定食1300円、シュウマイ定食900円、鶏の香り煮定食900円、特製野菜ビーフン700円、エンチャン(煙腸)1100円、涼麺(冷やし中華)800円、肉粽(バーツアン)600円 ※ランチとディナーで価格が違う料理もあります
記事: 東京メインディッシュ https://main-dish.com/