【絶対に教えたくない店】残暑が厳しい秋口に「心も涼む絶品なる葛切り」を表参道で戴く / 茶洒 金田中
残暑ほど困った天候はありません。暦のうえでは秋なのに、ファッションや気分は夏のまま。「もう秋なんだし」と思ってオシャレな秋の装いで街に出ると、暑すぎて汗に困ったりします。
そんなときは、いつでも避難できる(?)カフェを見つけておくと少しは快適に過ごせますよ。
もし表参道や神宮あたりで癒やしを得たいと思ったら『茶洒 金田中』を強く推奨します。
ここは、グルメな女性たちが「絶対に教えたくないけど教えたくなる店」と言っている隠れ家なのです。
ここは料亭の『金田中』がやっている茶屋であり、甘味処であり、和食の美味しい店でもあります。和食は言わずもがな、絶品なる料亭の味を堪能できますが、和スイーツに定評があるのです。
雰囲気は自然と「静」の空気が漂う心静まる空間。カフェ気分で「涼」を堪能できる場として、表参道のカフェのなかでも屈指の場といえます。
しかもここ、ビルの2階なんですよ。都会にたたずむ一軒家カフェのように思えますよね。信じられません。
いちおしのスイーツは、なんといっても葛切り。
趣ある器に入って出される葛切りは、氷とともにぷかぷかと浮いています。まるで天女の羽衣のごとく、ユラユラと舞っています。
葛を箸でとり、黒蜜に浸して食べるのですが、誰もがその上品な味わいに驚かれることでしょう。
黒蜜のディープな甘味を葛がしっかり受け止めて、ぷるぷると弾む食感が蜜の味を盛り上げます。
なにより冷たいので、甘さが際立って上品に感じるのもいいですね。同時に、身も心も涼しくなっていく自分に気がつきます。夜に食事とスイーツの双方を楽しむのもよさそうです。
・このお店のポイント
格式が高そうに思えるがカフェ気分で気軽に入れる
おすすめは葛切りと白玉などのスイーツ
スイーツとお茶を一緒に注文すると500円引きになる
夜の食事は予約するのが無難
スタッフの物腰が優しくてホスピタリティよし
店名: 茶洒 金田中
住所: 東京都港区北青山3-6-1 オーク表参道2F
営業: 11:30~20:30
休日: 無休
葛切り1200円、本わらび餅に黒蜜1800円、三色餡と本わらび餅(白玉)1500円、栗餡の峰岡豆腐700円、濾し餡の冷汁粉(白玉)800円、純正黒蜜あんみつ800円
記事: 東京メインディッシュ https://main-dish.com/