関西人もうなる「パリとろ」鰻重を築地の外れで堪能する / 丸静

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鰻重 3000~4500円
関東と関西では食文化が大いに異なるのはもはや常識であり、鰻もその最たるもののひとつとして「東vs西」のリング上によく祭り上げられるグルメだ。しかし、両者に花をもたせる粋な鰻屋が東京都築地にある。

・築地のやや外れにあり落ち着いた雰囲気で鰻を食す
連日観光客でにぎわう築地の中心地から、大通りを挟んで歩くこと5~10分。2~3階立ての小さなビルが続くなか、ひとつののぼりが立っていた。ここが今回ご紹介する「丸静」だ。

カウンター越しにややハスキーボイスなお父さんが「いらっしゃい」と威勢良く出迎えてくれる。鰻重だけでも複数種ありそれぞれに枚数や部位が異なる。今回は連(むらじ)を注文。十数分経ったころ、香ばしそうな焼き色の下半身2枚と上半身1枚がのった鰻重が目の前に。

斜め上

・蒸して「フワとろ」、焼いて「パリじゅわ」の中間をいく鰻
熱々の鰻をさっそく頬張ると、ちょっとの焦げ目がまた香ばしい表面を味わううちに、中の身がふんわりとろけるような柔らかさ。店独自のタレも甘すぎず、鰻の名傍役である。関東では蒸し焼き、関西では地焼きが一般的といわれるが「丸静」の鰻は東西のいいところ取り。

この店ではあらかじめ下焼きした鰻をオーダーが通ってから再度ガスで焼くという。炭火でなくガスで短時間・高温で焼くことで、鰻のコク深い脂が落ちない上にパリッと仕上がるのだ。

・地元客と関西人(筆者)ともにホクホク顔
「こんな香ばしい鰻が東京にあったとは」と筆者が精力的に食べ進める間、70代前後と見られる3名のご婦人が「こんにちはァ」と入店。席につくなり「いつものアレね」と注文し、お父さんも交えて「近所の〇〇さんが~」「この間話してた〇〇ね~」と話に花を咲かせていた。

近隣の人々も満足顔で、のんびりと鰻を食す。かつて江戸にはこんな光景が築地にあったのかもしれない。

外観1

もっと詳しく読む: 関西人もうなる「パリとろ」鰻重を築地の外れで堪能する / 丸静(東京メインディッシュ) http://main-dish.com/2017/05/15/marushizu-unagi_2017/

丸静
住所: 東京都中央区築地6-12-10
時間: 11:30~14:30 17:30~19:00
休日: 日祝
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13002299/

東京都中央区築地6-12-10
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