【ラーメン二郎全店制覇】ラーメン二郎 仙川店 / 豚ダブルラーメン / ニンニクアブラマシ

ramen-jiro-senkawa7

豚ダブルラーメン
900円

日本全国の「ラーメン二郎」を食べつくす行為。それはすなわち、ジロリアン(ラーメン二郎マニア)を超越したラーメン二郎の神、いわゆるジロリアンゴッドになる修行。ということで、この「ラーメン二郎全店制覇」シリーズに皆さんもお付き合いいただければ幸いである。

・仙川店の特徴やルール
今回は、「ラーメン二郎 仙川店」(東京都調布市仙川町1-10-17)で食べる。

子連れは禁止、タラタラ食べるのも禁止、場合によっては店員の喝を喰らうこともあり、ラーメン二郎の店舗の中でもハードルが高いが、ディープなジロリアンには猛烈に愛されている特殊な聖地。店内が極めて狭いため、全員野外に並ぶ。行列に並ぶ前に食券を買うのがマナー。行列が近隣の飲食店や民家の迷惑にならないよう、必ずルールを守って並ぶこと。

トッピングのマシマシは不可能であり、誤って言ってしまうと店員から皮肉交じりの激が飛ぶこともある。ドリンクの持ち込みはOKだがアルコールは厳禁。コワモテの店主が長時間にらみつけてくることがあるが、悪意も意味もないので気にする必要はない(ジロリアンにとってはむしろご褒美)。

・ラーメン二郎 仙川店 メニュー
ハーフ麺少なめ 700円
ラーメン 700円
豚入りラーメン 800円
豚ダブルラーメン 900円
大盛りラーメン 800円
大盛り豚入りラーメン 900円
大ダブルラーメン 1000円

ramen-jiro-senkawa11

ramen-jiro-senkawa12

・シチュエーション
仙川店には入口がふたつある。扇風機側と、食券機側だ。空いた席によって適切なほうから出入りする。行列に並んでいる最中、扇風機側に立っていると、凄まじい熱風が全身を襲う。しかしながら熱風を避けると行列を乱すことになりかねず、じっと黙って我慢しながら熱風を浴びている客がほとんどだ。行列を乱して店主の機嫌を損なうよりも、熱風を浴び続けたほうがマシだ。

この殺伐と死した空気と緊張感120%の雰囲気を楽しめるようにならなければ、一人前のジロリアンとはいえない。バイオレンスなオーラによって包まれた空間がラーメンに付加され、「一味違うスパイス」になっているのは間違いない。そのため、ラーメン二郎初心者は仙川店を低評価する傾向にあり、非常に遺憾である。

ramen-jiro-senkawa8

ramen-jiro-senkawa9

ramen-jiro-senkawa10

・盛りクオリティ
今回は、豚ダブルラーメンにニンニクアブラマシを追加して注文。ヤサイマシにしなくとも野菜が多めで、ガッツリとチャーシューの塊が投入されている。ラーメンというよりは、欧風な豚肉の煮込み料理を彷彿とさせる見た目。

脂はゼリーを砕いたような形状で、やや茶褐色なのが特徴。たっぷりとチャーシューと野菜にぶっかけられており、そのカオスな投入の仕方がたまらなく食欲をそそらせる。

ramen-jiro-senkawa6

ramen-jiro-senkawa7

ramen-jiro-senkawa3

ramen-jiro-senkawa5

ramen-jiro-senkawa4

ramen-jiro-senkawa2

ramen-jiro-senkawa1

・総評
豚ダブルラーメンを注文すると、けっこう高い確率で端豚が入っている。端豚はチャーシューの端っこの肉で、極めて味が濃く、その影響力はスープの味を大きく変化させるほど。地球環境に例えるとエルニーニョ的な作用が働いているといえる。よって、豚ダブルラーメンを注文するときはスープテイストの変化は覚悟しておこう。

チャーシューの肉質は非常にバラエティ豊か。基本的にチャーシュー1枚は脂身、スジ(脂身と赤身の接続部分)、赤身の3つで構成されているが、ホロホロと崩れる食感と強めの塩気で人気の端豚や、稀に出会える「完全赤身」がそれぞれ激しい自己主張をし、カラフルなチャーシューの美味しさを堪能できる。

特にスジを含んだチャーシューは、ジロリアン好みのテイストをしている。ラーメン二郎の多店舗のなかでも極めて強い弾力性を誇り、アメリカンステーキや豚足を食べているような感覚になることもある。その美味しさたるや、まさにダンディー&ワイルド。原始時代の野性味あふれる食文化をDNAから「記憶」として思い出させるパワーがそこにある。

スープは乳化していないケースが多く、それを避けるため、真のジロリアンや常連は閉店前のギリギリの時間に出向く。ラーメン二郎の他店舗でも、オープンしたばかりの時間帯は乳化が弱めの事があるため、初心者や乳化を避けたい人が出向く傾向にあるようだ。ラーメン二郎で「本領発揮した味」を知りたいならば、営業時間の中盤から終盤にかけて出向くのがベストである。

例外として、ラーメン二郎で乳化スープのラーメンばかり食べているジロリアンが「乳化していないラーメン二郎」を堪能するべく、仙川店にシャッター(開店時間前に並ぶ行為)をするケースもある。

美味しすぎて震えが止まらない。どうもありがとうございました。

・採点レビュー(5点満点)
美味: ★★★ / 混然を貪りゃウンメ~ッ止まんない!
麺質: ★★★ / モソとした素朴な食感俺好み
出汁: ★★★ / 生姜ふあと香る堪らなく俺好みな汁
肉質: ★★★★★ / ガッツリ系の男好みのもの
脂度: ★★★★ / プリップリで脂身甘いもの
総量: ★★★ / 頬張る幸せ堪能
店員: ★★★★★ / 初心者キラー
総評: ★★★★ / 興奮で手奮えつつ麺啜る

もっと詳しく読む: ラーメン二郎 仙川店 / 豚ダブルラーメン / ニンニクアブラマシ(東京メインディッシュ) http://main-dish.com/2016/10/10/ramen-jiro-senkawa/

ラーメン二郎 仙川店
住所: 東京都調布市仙川町1-10-17
時間: 17:30~23:30
休日: 日曜

東京都調布市仙川町1-10-17
Google Mapで開く

Respected @habomaijiro