【孤独のグルメ】真夏の東北宮城出張編 / 宮城県石巻市のソースかつ丼とサバだしラーメン / 食堂きかく

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半ソースかつ丼とサバだしラーメンセット
1050円

宮城県石巻市にある食堂「きかく」(宮城県石巻市相野谷字飯野川町171)は、客のほとんどが地域住民であり、正直なところ目立たない店だ。しかしそこで出される「ソースかつ丼」と「サバだしラーメン」は他店では味わえない独特のものであり、奇抜性とともに「革命的な美味しさ」を堪能できる希少な食堂でもある。

・地域住民は驚きを隠せない
そんな地味な存在の食堂が、2016年8月3日に放送の「孤独のグルメ ~真夏の東北・宮城出張編~」に登場するのだから、地域住民は驚きを隠せない。なぜならこの店、近くに駅がなく、バスも1~2時間に1本あるかないかの奥地。

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・グルメ心をくすぐる奇抜性と美味しさ
この地域は、のどかな風景で心が穏やかになる場所だが、石巻市中北部の河北と呼ばれる地域であり、近い駅はJR鹿又(かのまた)駅で、そこからクルマで5キロの場所にある(JR石巻駅からき12キロほど)。とにかく行きにくい。

しかしこの食堂には「孤独のグルメ」的なグルメが潜んでいる。冒頭で紹介した、「ソースかつ丼」と「サバだしラーメン」だ。どちらにも、グルメ心をくすぐる奇抜性と美味しさが潜んでいる。

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・独自調合により生まれたソース
今回は「孤独のグルメ」の主人公、井之頭五郎が食べた「半ソースかつ丼とサバだしラーメン」のセットをご紹介したいと思う。ここのソースかつ丼は、肉厚の脂身が少ない豚肉を使用。衣は揚げたてでザクザク。しっかり油が切られているので衣がベトベトになることはなく、そのぶん香ばしさが際立つ。

食べた瞬間に広がるタレの甘さと豚肉の甘さ。タレが肉を引き立て、肉がタレを引き立て、そして衣がどちらも引き立て、全方位から旨味攻撃されている気分だ。激しく美味しいが、何かが違う。いつも食べているソースかつ丼と大きな違いを感じる。

それもそのはず、この店のソースかつ丼は、遠い昔、店主が師匠から受け継いだ秘伝のタレが使用されているのだ。ここの常連客はみんな、この店のソースを「うなぎのタレ」と呼んでいる。そう、テイストがうなぎのタレにそっくりなのである。

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・「きかく派」と「高松食堂派」が存在
ここの店主はかつて修行していた飲食店の師匠から、ソースかつ丼の秘伝のタレのレシピを受け継ぎ、いまに至る。余談だが、師匠は同時に別の弟子も迎え入れており、「きかく」と同地区にある「高松食堂」(宮城県石巻市相野谷旧屋敷181-7)が同様のレシピを受け継いでいる。「高松食堂」のソースかつ丼は「きかく」のそれとは違い、ソースかつの上に卵が乗っている。

卵によって濃厚なテイストを楽しめるが、地域住民の間では「きかく派」と「高松食堂派」が存在するらしく、純粋にソースかつ丼を楽しみたいなら「きかく」、濃厚かつ丼を楽しみたいなら「高松食堂」、食べ比べたいなら両方に出向いてみるといいだろう。「孤独のグルメ」の放送によって「きかく」に行列ができるのは避けられないので、入れそうになかったら「高松食堂」に行くという選択肢もある。

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・サバだしラーメンの繊細な美味さ
忘れてはならない注目すべきメニュー、それはサバだしラーメン。長時間に及ぶ熱風乾燥によってサバの臭みを取り、旨味だけが残った頭と中骨からダシを抽出。スッキリとした味わい深さを感じさせつつも、余韻を強く感じるコクがたまらない。

魚介ダシのラーメンが苦手な人は多々いるが、臭みがなく「サバの旨味」だけを堪能できるスープに仕上がっており、誰でも感動できるラーメンに仕上がっている。サバだしはソースかつ丼のタレにも使用されており、やはりコクを感じさせる重要なポイント。これはまさに隠れた絶品料理。井之頭五郎が夢中になるのも理解できる。

しかし、地域住民によると「サバだしラーメンは最高だが、具として入っているツミレはいらないと思う。あれはなくていい」という声が出ているのも確かだ。また、サバだしラーメンにご飯を入れて食べると美味である。実際にあなたの舌で確かめてみよう。

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・時間に余裕を持って行こう
もし「きかく」に行きたいなら、JR鹿又駅からタクシーで行くことをオススメする(約1700~2500円)。JR鹿又駅からバスもあるが、さほど多くないので時間に余裕を持って行こう(飯野川のバス停で下車して徒歩2~3分)。JR石巻駅からもバスはあるが40~60分ほどの移動時間になるのでオススメしない。

「孤独のグルメ」の放送によって人が殺到する可能性が高い。そのためタクシーが足りなくなる可能性もあるので、その覚悟はしていこう。JR鹿又駅や「きかく」の近くにタクシー会社はあるものの、極めてタクシー台数が少ない。マイカーやレンタカーで行く人は駐車場不足が発生するのでそのあたり、違法駐車以外の解決策を考えておこう。

ちなみに「宮城県仙台市の牛たんセット / 萃萃」も2016年8月3日に放送の「孤独のグルメ ~真夏の東北・宮城出張編~」に登場する。

もっと詳しく読む: 宮城県石巻市のサバだしラーメンと半ソースかつ丼 / 食堂きかく(東京メインディッシュ) http://main-dish.com/2016/08/01/kodokunogurume-ishinomaki-kikaku/


住所: 宮城県石巻市相野谷字飯野川町171
時間: 11:00~14:00
休日: 月曜日
http://tabelog.com/miyagi/A0404/A040403/4014503/

宮城県石巻市相野谷字飯野川町171
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