「もう十分食べたでしょう? もういいですよ食べなくて」と言われる絶品居酒屋

nakamoto

とても美味しい居酒屋がある。私が思うに、ココのもつ煮込みはトップクラスの味だ。ただの美味しい居酒屋だったら記事として載ることはないだろう。ここに載っているということは、何かしらあるのである。確かにある。この店に入るには、いくつかの条件と覚悟がいるのだ。

まず、女性同士は入店不可能である。OLさん同士、女子大生さん同士、ご婦人同士は、申し訳ないが入れないのであきらめよう。理由はいろいろあるらしいが、別に差別や区別ではないので、怒らないでほしい。お色気でお願いすればいいんじゃないかって?

「女の人はだめなんです。すいませんね(ペコリ)」と笑顔で言われて門前払いである。

次に、団体さんも入店は難しいだろう。多くても4人。6人や7人、ましてや10人なんて絶対に入店お断りになる。どうしても食べたいとお願いしても、
「ホント、勘弁してくださいよ(ペコリ)」で終わり。か、勘弁してくれって……。

もちろん、予約なんてできないので、団体はあきらめざるをえない。なので、男1人で行くか、男同士2~3人組みで行くか、もしくはカップルで行くしかない。そう、女性は男性とのカップルならば入店できるのである。多分、オカマならば男性とみなされるかもしれない。

晴れて入店できれば、ついに『ささもと』の素晴らしくジューシーなモツ煮込みを、堪能することができる。しかしここで油断してはならない。モツ煮込みに舌鼓を打つのも、できるだけ短時間で済ませておくことをおすすめする。なぜなら、店主はできるだけ早く客に帰ってほしいのだ。

そう書くと語弊があるかもしれない。しかし、ダラダラと食べて注文を繰り返していると、「もう勘弁してくれませんかぁ~」「悪いけど帰ってくれないすか?」と退店指示が店主から出される。

それでもゴネていると「もう十分食べたでしょう。もういいですよ食べなくて」と、「お客さん、それ以上食うと死にますよ。成人病で」ニコニコした表情で注文禁止指示が出される。もう食べるなって……。

そこまで言われてこの店に居座れる客はいまい。帰るしかないのだ。もちろん、飲み足りない場合もあるだろうが、心配しなくていい。ここはしょんべん横丁である。『朝起』にでも行って強いマムシ酒でも飲めばいい。ちなみに、ここのモツに込みは絶品である。

店名:ささもと
業種:居酒屋
住所:東京都新宿区西新宿1-2-7
営業時間: 17:00~23:00
定休日:無休
席数:18席

※記事内容は取材当時の情報です