日本で一番辛いカレーを出す店『大沢食堂』が本当にヤバイ件

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皆さんにここの極辛カレーを試して欲しくて今日はこの店を紹介しています! とにかく辛いカレーを食べたいというのならモチのロン、『大沢食堂』をイチオシする。ここのカレーは、日本のどこのカレー屋よりも辛い。

それどころか、インドのカレーも敵わない辛さを体験できる。つまりここは世界最強の辛さを体験できるカレー屋なのだ。日本中のカレー屋、インド中のカレー屋で様々なカレーを体験してきた私がそう思うのだから、あながち間違いではないと自負する。

しかし、人によっては最強ではなく、最凶になるかもしれない。色々と問題があるのだ……。まあ、ここで極辛カレーを食べずして、カレー通を名乗るのは1000年早いといえるだろう。カレー通にとって体験しておく価値はあるので是非行って頂きたい。翌日のトイレ事情に不安がなければだが。

『大沢食堂』に辛さを求めて来店したのであれば、極辛カレーライスを食べないわけにいくまい。語弊を覚悟して大変失礼な表現をさせてもらうと、美味しさを求めて行くのであれば、他店のカレー屋に行くべきである。カレールーの濃厚な風味、肉から染み出たコクのある味わい、それらを『大沢食堂』の極辛カレーライスで求めてはいけない。極辛カレーライスを、腹を満たすためや風味を楽しむために食べるのは大間違いである。

ここ『大沢食堂』は、キックボクシング全日本バンタム級初代王者の大沢昇氏が店主をしている、ある意味最強のカレー屋だ。店主は大変気さくなものの、奥に秘める恐ろしさ……いや、強さを感じるので、どんなに辛くて食べれなくても、残すわけにはいかない。まだ食べる前からそのような恐怖感に駆られる。店主から無言の圧力が醸し出されているのだ。「ゴゴゴゴゴゴ……」という擬音が聞こえてくる勢いである。

つまり、私が言いたいことはただひとつ。あなたが『大沢食堂』に入るとき、「極辛カレーライスを食べる」という考えではなく、「極辛カレーライスに挑戦する」という気持ちで入って頂きたいということだ。

そうでなければ、あらゆる意味でノックアウトを食らうのはあなた。辛くても逃げ場なし。覚悟を決めてほしい。

『大沢食堂』には、とても常連客が多い。極辛カレーライスの辛さの虜になった人達だ。彼らならば、容易に極辛カレーライスを注文することができるだろう。しかしあなたが初めての来店であったり、まだ店主や店員に顔を覚えられていない状態の場合、最初から極辛カレーライスを食べることは難しい。これは、完食できないという意味ではない。いくらお願いしても、極辛カレーライスを注文させてくれないのだ。

筆者  極辛カレーライスひとつお願いします。
店員  え、辛いですよ。
筆者  辛くていいですよ。
店員  でも、本当に辛いですよ。
筆者  辛いの好きなんです。極辛カレーライスでお願いします。
店員  お客さん、本当に大丈夫?
筆者  いや、大丈夫です。
店員  ホントに辛いよ!!
筆者  ……。

……といった感じである。つまり店としても、極辛カレーライスの辛さを知らないヒヨッコに最初から極辛カレーライスを食べさせたくないのである。それは店としての良心か、はたまた「お前に食べれるはずがない!!」という気持ちなのかわからない。とにかく食べさせたがらないのである。

ほとんどの一見さんは、店員の「やめといたほうがいいよ」攻撃で大辛や中辛にレベルを引き下げて注文するのだが、何度も引き下がらずに極辛カレーライスを食べたいという意思を伝えると、なんとか注文を受け付けてくれる場合がある。そんな場合でも「ラッキー♪」と思うのはまだ早い。本当の極辛カレーライスが出ない場合が多いからだ。多分、本当の極辛カレーライスは食べれないだろうという気持ちから、辛さを抑えた極辛カレーライスを作るのだろう。なので、いくら注文できても本物の極辛カレーライスである保障はない。

しかし、私の知人によれば、コワモテの連中を集めて店員に「空手部なんです」と言って注文をすると、最初から本物の極辛カレーライスを出してくれるらしい。格闘家ならば極辛カレーライスの辛さに耐えれると店主が判断するからだろうか。

辛いカレーは、一緒に飲むドリンクの種類によって、その辛さの度合いを変化させる。まず、いちばん一般的なのは水(お冷)だ。とりあえず舌を癒すのに無難なドリンクであろう。特に良いのは濃いラッシーだろう。甘めのヨーグルトドリンクが、舌が感じている辛さを拭ってくれるのだ。辛さを消す力は科学的にも証明されている。辛いカレーには乳飲料が最適なのだ。

では、辛いカレーと相性の悪いドリンクとは何だろうか? 私の経験による自論でしかないが、コーヒーやコンソメスープ、コーラは、舌の感じている辛さを何倍にも増す。しかし私が最もカレーと最悪の組み合わせと考える飲み物は……味噌汁である。

アツアツの味噌汁ほど、舌で感じている辛味を倍増させるものはない。牛丼チェーンの松屋は、カレーに味噌汁が無料でつく。無料だからこそ飲むが(もちろん美味しいから飲むが)、味噌汁はカレーに絶対に合わない。味噌汁は辛さを倍増させるだけでなく、舌の感覚を麻痺させてしまうため、料理の味を堪能することができなくなってしまうからだ。

まあ、私が言いたいことは、もうおわかりだろう。『大沢食堂』はカレーライスに熱い味噌汁がついてくる……。極辛カレーライスの辛さで舌がダメージを受け、その辛さから逃れるために味噌汁を口に含んだが最後、信じられない辛さが舌と喉を襲う。どんなに辛くともお冷で舌を癒し、味噌汁は最後に落ち着いてから飲むのがいちばん良い。それが極辛カレーライスからの逃走経路だ。

最初に味噌汁を飲み干すという手もあるが、なかなかカレーに手をつけないあなたを、店員の注目が襲うので覚悟を。まあ、キックボクシング全日本バンタム級初代王者の大沢昇氏があなたをいちばん熱く睨んでいるわけだが……。

極辛カレーライスは、辛ければ辛いほどオレンジ色をしている。その色、本物の極辛カレーライスかどうか判断するというのも手だ。しかし、見た目はオーソドックスなカレーライスと変わった点はない。美味しそうな香りが漂ってくる。

さて、極辛カレーライスの辛さは……

ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ぢっ、ぢぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ど、どどどどどどどどんな文章で表現したらよいだろうか!? 目薬と間違えてタバスコを眼球にさした痛みに近いかもしれない。もしくは、麻酔なしで虫歯の治療をドリルする感じだろうか!?!?!?!?!?!?!?!? とにかく、すさまじく刺激的である!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! まさしく、インド人もショック死である!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

しかし、どんなに辛くても残してはいけない。店主は、キックボクシング全日本バンタム級初代王者の大沢昇氏である。残してからどうなっても、私は関知しないない。

筆者は『大沢食堂』の中辛カレーライスも頂いたことがある。有名なだけでたいして深みのないカレー屋が多数ある中、素材の風味が活きた、味わい深いのカレーだと感じた。

確かに『大沢食堂』のウリは極辛カレーライスだが、中辛カレーライスも堪能するに値する味であると保障しよう。まあ、いちばんのウリはキックボクシング全日本バンタム級初代王者(しつこい?)の大沢昇氏の無言の恐怖感だろうが……。

え? それでこのカレー、全部食べれたのかって? 食べましたよ。「もう、10万円払ってでもここから逃げ出したい」と思いました。

カッコつけて楽勝ムードで注文したからには、食べないで残して帰ることほど、カッコ悪い事はありません。でも、帰り道、フラフラして何度も何度も倒れそうになりました。多分、もう食べない……というより食べれない。

業種:カレー
住所:東京都文京区本駒込2-1-5
営業時間: 11:00~14:00/18:00~23:00
定休日:日曜・祝日
席数:19席(カウンター5席、テーブル席14)
※閉店しました

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